気が向いた時に適当に書き散らすブログです。
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2007
久々だ。
『悪党たちは千里を走る』 貫井徳郎
ひょんなことから手を組んだ男と女の詐欺師が、妙な成り行きで狂言誘拐をする
という話になったのだが…、までなら話をバラしていいかな。
という話になったのだが…、までなら話をバラしていいかな。
貫井さんの本は私は読める読めないがあるのだが、これは症候群シリーズと
並んで好きだ。ジャンルは「ユーモアミステリ」になるのかね?
並んで好きだ。ジャンルは「ユーモアミステリ」になるのかね?
主役の詐欺師二人が好き。憎まれ口を叩きあってばかりの彼らは微笑ましい(笑)。
喧嘩してる二人が男の舎弟に「いちゃつくならオレがいない時に」と云われて
「誰がいちゃついてる!」と同時に怒鳴るお約束は、もうラブ(笑)。そうそう、
そのちょいとお馬鹿だが憎めない男の舎弟もいい味出してて好き。
みんなホントに人がいいなあ。そう、詐欺師だが悪人ではない。
喧嘩してる二人が男の舎弟に「いちゃつくならオレがいない時に」と云われて
「誰がいちゃついてる!」と同時に怒鳴るお約束は、もうラブ(笑)。そうそう、
そのちょいとお馬鹿だが憎めない男の舎弟もいい味出してて好き。
みんなホントに人がいいなあ。そう、詐欺師だが悪人ではない。
主役二人+子供(思いっきり他人)で遊びに行ったシーンがとても好きで、
なんだ自分どれだけ“ほのぼの家族”が好きなんだよと思った(笑)。
なんだ自分どれだけ“ほのぼの家族”が好きなんだよと思った(笑)。
「どうなるどうなる?」で読み進めて行ったが、身代金の受け取り方法も感心した。
現代らしい。あれなら確かに捕まるリスクは少ないかな。手間隙かかるけど。
現代らしい。あれなら確かに捕まるリスクは少ないかな。手間隙かかるけど。
しかし最後子供の両親と警察が宙ぶらりんな気がするが。特に警察。
それ以外は凄く綺麗に話が収束してる。やっぱりハッピーエンドはいいよね。
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